令和５年度の全国学力テストで宮城県（仙台市を除く）が、全国４６位でした。
これ、高校入試では県単位なのであまり影響はないかもしれませんが、大学入試になったとき、全国の生徒が共通テストを受けることになるので、めちゃくちゃ不利になります💦
数学的な思考力はもちろん必要ですが、やはり計算力が圧倒的に足りていない生徒が多いです。特に中学３年生になってから塾に通ってくれる子たちは、考える力があっても、計算が遅かったりミスをするために、数学ができていない、数学に自信がないというパターンが多いです。
数学を、走り高跳びで例えると、計算力は助走で、思考力が空中姿勢です。
いくら空中姿勢を頭で理解していても、たくさん練習をしてフォームを身につけなくてはいけません。また、フォームが良くても助走のスピードがなくては高く飛べません。座学で授業を受けるだけでは身につきません。
算数は体育だと思って取り組んだ方が成績が上がります。
授業や個別指導を受けて、頭で理解してもできるようにはなりません。何度も解くことで体に覚えさせていくように、練習していくことが必要です。それをするためには、そもそもの計算力（スピードと正確性）がある方が有利です。
そろばんを指導している生徒が中学校に上がって、好成績を出せるのは、そろばんで計算力を身につけているのはもちろんのこと、コツコツと取り組み、反復しながら上達する過程を知っているからです。
特に宮城県の公立入試は、関数の範囲で求められるレベルが高いのが特徴です。
第三問の一次関数の入試問題ですが、素早い計算力が当たり前にあるうえでの思考力が求められます。
小学生のうちから、計算力と集中力を身につけ、中学生で早い時期から入試レベルに触れていきましょう！
