先生の独り言

学習塾は勉強を教えません。

こういうと語弊があるかもしれませんが、勉強を教える先生には2種類いると思います。

「勉強を教えたい先生」と「成績を上げたい先生」です。

分からないところをすぐ教えてくれる先生の方が、親切に思えるかもしれません。生徒はすぐに教えてもらえて苦労しないでうれしいし、保護者もたくさん教えてもらって満足感。先生もたくさん教えることができ満たされているかもしれません。

1対1や2対1の個別指導塾では、このような形が多いと思います。短い時間で「塾が楽しい!」と子どもが言ってるときは、先生や友達とお話をして楽しいという場合も多いかもしれませんね💦

でもスポーツを頑張ったことがある方や、少し勉強を頑張った経験がある方ならすぐにわかると思います。

「授業を聞くだけで頭は良くならない」「自分で頑張る必要がある」ということを。

成績を上げるには、生徒が頑張ることが遠回りに見えて1番の近道です。急がば回れです。

ただ、塾に通っていないと何を頑張っていいかわからない状態だと、迷子になりながら突き進む必要があるので、成績が上がらないことがあります。無駄な努力になってしまうこともあるかもしれません。

だからこそ、塾の役割は生徒の頑張りが最短距離で良い成績につながるように伴走しながら道案内をすることです。

マラソンのように、先生がペースメーカーとなって、一緒に伴走をするイメージです。生徒がどんどんは先に進む生徒には、さらに頑張れるように支えたり、ときに頑張りすぎないようにしたり。また、生徒の足が止まったときはそばに寄り添うこともあります。

タイトルを「勉強は教えません。」としましたが、教えないことはありません💦

「教えたがりおじさん」にはならずに、生徒の成績アップに必要なタイミングを見て指導をします。ティーチングではなくコーチングです。

学校の授業のように、短い時間に教え込んで定着するのは生徒に丸投げではなく、塾にある程度の時間来てもらって、できるようになるまで授業・演習をトータルで指導していってこそ、点数も上がるし、塾の居心地も良くなって楽しくなると思います。

習い事は「課金ゲーム」ではないので、課金したからって身につくものではありません。たくさん習い事をしている子も多いのですが、習えば身につくわけでなはいので、絞っていく必要があります。

学習塾でも「点数を上げるためにはコマ数を増やしましょう」という面談があるところは要注意です。ほんとに時間が足りていない生徒であればそれはわかりますが、そこそこ通っているのに成績が上がっていなかったり、季節講習で何十万円もとるところは、生徒の成績アップのためではない金額が含まれています。

よつばでもコマ数や週の回数によって金額が変わるとしていた時期もあったのですが、勉強したい子のほうが、金額の負担も多くなってしまい、勉強したくても我慢しなきゃいけない状態が、私自身の指導のスタイルにも合わないと思いました。

やっぱり勉強がしたいという生徒を全力で応援したい。

勉強ができるようになりたい覚悟がある子にはとことん付き合いたい。

その生徒の本気を全力で応援できるように、定額制の通い放題のような形で、たくさん来たいときに来れるようにしました。頑張りたい子が得をする環境が1番です。

「勉強を頑張りたいけど、たくさん通うと金額が・・・」という不安はありません。むしろ自習しに来たいという生徒は大歓迎のウェルカムです。来れば来るほど塾の教材や指導を活用できるので、お得です。

長く塾にいる子たちは、お昼にたこ焼きパーティーをしたり、早く来た時にUNOやトランプをして遊んだり、そういう楽しい時間も取れます。短時間だけ来てすぐ帰る子だと、なかなかそうはいきません💦

塾が第三の居場所となるように、楽しみながら頑張れる場所として、居心地の良いしたいと思います。

頑張りたい生徒の要望、たくさんお待ちしてます。

ABOUT ME
yotsuba
2015年から山元町で学習塾とそろばん教室 2022年から岩沼市でそろばん教室 2023年4月に名取市で学習塾・そろばん教室を開講予定 仙南地区で本気で学力向上に取り組む塾です。