そろばんを始めるきっかけとして、
「計算が得意になってほしい」
「算数・数学が得意になってほしい」
という声は多くあると思います。
東京圏の中学受験が盛んな地域では、幼稚園・保育園から小学3・4年生のうちに、暗算段位を獲得して、高学年に受験対策の塾に通うという流れが流行っているようです。宮城ではそこまでの動きはありませんが、それでも「小1の壁」にぶつからないように、早期教育に熱心な方も増えていると思います。
「そろばんは興味があるけど親が未経験なので不安・・・」「そろばんって能力が身につくまで時間がかかりそう・・・」など、始める前に不安な点もあるかと思います。
結論から言うと、暗算力は「才能」ではなく、「習慣」次第で全員に身につくことができるといえます。
よつばでは、どのようにして暗算を身につけていくかを、ポイントを挙げていきたいと思います。
ポイント1.フラッシュ暗算
そろばん教室に入塾してすぐは、そろばんで指の使い方を覚えていくことがメインの練習になります。
だいたいの教室では、そろばんが上達してから暗算を習うことが多いので、長い所だと1年以上暗算を教わっていないという方もいると伺います。
よつばでは、体験授業の時から、フラッシュ暗算の練習をスタートします。始めたばかりの生徒でも、フラッシュ暗算に取り組める練習ソフトを使用しておりますので、ゲームをしているような感覚で、楽しみながら暗算力の基礎を身につけていくことができます。
また、練習ソフトはご家庭でも練習していただけます。週に2・3回の教室の練習でも暗算は身につきますが、ご家庭で協力していただけることで、上達スピードはぐんぐん加速します。
フラッシュ暗算は、保護者の方が未経験でも、ご家庭で練習が可能です。指使いを覚える初歩の練習をしているうちに、フラッシュ暗算をどんどん練習をして、頭の中のそろばんの珠のイメージを作っていきます。
フラッシュ暗算の練習をしていると、ほとんどの生徒は1年後には2ケタをマスターして、2年後には3ケタもマスターできるくらい、大人も驚く暗算力が身につきます。
ポイント2.暗算中心の練習メニュー
1コマ50分の練習メニューを、暗算中心で行います。
ざっくりいうと、簡単な問題から徐々に難しくなっていく問題を、どんどん暗算で解いていき、難しくなったところからそろばんを行う形です。基準点をクリアすると、次のレベルにステップアップしていきます。
かけ算・わり算・見取り算(足し算・引き算)のそれぞれでレベルを設定しています。ゲームのステージをクリアしていくように、1つずつクリアしていくことを目指していくことで、気が付いた時には高いレベルの問題にチャレンジしていくことができます。
自分の検定の級よりも上のレベルにもどんどんとチャレンジしていき、得意を伸ばすことができる仕組みだからこそ、早期上達が可能です。
ポイント3.家庭学習にポイント制度
そろばん教室では、家庭学習をお願いしております。
宿題って抵抗がある方もいるかもしれませんが、大切なお子さんをお預かりしている以上、全員の生徒に暗算が身についてほしいと思っております。だからこそ、家庭学習をお願いしております。
学校の宿題のように、「毎日やらなきゃいけないもの」でもなく、「ノートやプリントを埋めて終わり」ではありません。
1回10分、もしくは15分の練習プリントがあるので、それを最低でも週に1回以上実施してもらうのが宿題です。どんだけ忙しい方でも、週に1回15分の時間が取れないほど忙しい方はいないと思います。
共働きのご家庭も多いので、最低限の基準は低く設定していますので、無理なくご家庭のペースを作ってもらい、長く取り組めるようにしています。少しずつ取り組む習慣にしていただけたらと思い、生徒とご家庭の取り組みを応援しております。
もちろんやる気のある生徒は、1日に何回も実施する生徒や、毎朝2回かかさずに取り組む習慣にしている生徒など、たくさん実施していただくこともウェルカムです。習慣になっている生徒が上達が速いのは言うまでもありません。
また、ご家庭で取り組むときに困ったことや、不明点があれば、いつでも公式LINEからご質問・ご相談していただくことができます。子どもにやらせっぱなしではなく、保護者の方も、教室と連携をしながら練習に伴走して取り組んでいただくことが、上達の秘訣です。
学校の宿題のように、「やるのが義務」「やることが当たり前」ではなく、頑張った点数・回数に応じてポイントをゲットできるような制度にして、そのポイントを使ってさまざまな景品と交換できるようにしています。
ポイントは教室内で使えるお金のようなものです。赤ペンと交換したり、ペンケースと交換したり、必要な文具と交換していくことができます。頑張った分だけ、ポイントが増えていき、それによっていろいろな物と交換していくことができるので、目に見えて達成感が感じられます。
【まとめ】
暗算が誰でも楽しみながら身につく秘訣は、
①.初心者のうちからフラッシュ暗算が身につく
②.暗算中心でどんどんレベルアップする練習メニュー
③.やる気につながる家庭学習をサポート
以上の3点で、子どもの才能に頼らず、習慣で全員に暗算力がアップします。
学校の勉強が苦手な子でも、素直に取り組んでいただけたら、2ケタ・3ケタの計算がスラスラできるという子もいます。かけ算は3ケタ×3ケタなどのかけ算も暗算でできる子が何人もいて、すごい子では4ケタ×4ケタができる生徒もいます。これはそろばんを習っていないと絶対に無理な能力だといえます。
また、よつばでは、高校受験の指導も行っていますので、中学数学・高校数学にもつながる指導を行っておりますので、学校の勉強に直結していきます。
小学生のうちに塾に行くことで、その学年のテストの点数が上がるかもしれませんが、目先の点数が上がるだけの場合もあります。本当に子どもの地頭を鍛えて、良い高校・良い大学にって考えるのであれば、小学生の時期に圧倒的な計算力と集中力が身につく、そろばんがオススメです。