そろばん

サルでも足し算引き算できる?

昨日ネットニュースで見つけた記事を紹介します。

産経新聞:サルの脳に「足し算、引き算細胞」発見 言語を持たない霊長類でも計算できる可能性

霊長類にもともと備わった能力か

計算を実施するのに特別な細胞があるのではなく、元々手の動作に関連した細胞群を再利用して、計算を可能にしているとみられる。指で数えたり、そろばんを使ったり、計算と運動の密接な関係性は脳機能から説明できるといえる。

虫明教授は「数学は一般的に、文字などの文化的背景のもとで、数字があり、さらに演算も規則を学習することで獲得すると考えられる」としたうえで、「数字のないサルでも加算、減算、数の大小などを身体や視覚運動機能を使って行えることから、非言語的な段階で対象の数を感覚的・身体的に操作する面を駆使することで、後に数字や規則を用いる学習の準備ができる」と話す。

さらに「脳の障害で演算が難しくなったときには身体的な操作に戻ってみることで、演算の身体感覚を呼び起こすことができると考えられる。このような脳の働きの身体基盤がわかると、もっと数学でも身体感覚を使って学ぶということが大切になると考えられる」と述べた。

頭で理解するだけが勉強ではなく、身体を使って学習することが、そろばん・暗算ではとても大切です。

そろばんでは、低学年化が進んでいますが、理にかなっているといえそうですね。

勉強が苦手な生徒にこそ、そろばんを学習してほしい。算数が苦手な生徒でも、そろばんを通して数的感覚を養い、数字に対する抵抗感をなくして、計算力と集中力を鍛えることができます。

早期学習の生徒にとっては効果は絶大ですが、それだけでなく、高学年からの算数の大逆転を狙う生徒にとってもそろばんは有効です!

サルに負けないように頑張りましょう!!

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yotsuba
2015年から山元町で学習塾とそろばん教室 2022年から岩沼市でそろばん教室 2023年4月に名取市で学習塾・そろばん教室を開講予定 仙南地区で本気で学力向上に取り組む塾です。