だいたいの学校は6月に最初の定期テスト(前期中間考査など)があります。
「勉強ができなくなってから塾を考える」方が多いかと思いますが、わからなくなってからネガティブな気持ちで頑張るのと、できる問題が多くポジティブな状態で頑張るのでは、同じ頑張り方でも成果が大きく変わります。
よつばでは、過去に春に入塾した生徒で、全学年の学年末考査(後期中間考査)から100点以上アップした生徒もいました!
学年も新しくなりましたので、さっそくテストについて備えていきましょう!過去の事例を参考に、定期考査攻略法をまとめていきたいと思います。
1年生
数学
4月中に1章「正負の数」を完璧にしましょう!そして5月中に2章「文字と式」の1次式の計算までを完璧にしておきましょう!
マイナスが含まれる加減算は、最初はわかりにくいですが、慣れです。慣れていけば小学校の計算よりも断然簡単です。「やればできる!」ところを確実にやっておくことで自信がつきます。
最初にわからないという意識が先行してしまうと、「数学がニガテ」となってあきらめる生徒も多いのですが、「あれ?中学の数学簡単じゃん!?」ってなると、小学校の算数が苦手でも定期テストで90点以上をキープするようになる生徒もいます。
とにかく数学は最初が肝心。2学期以降の「方程式」「比例と反比例」では1学期にわからないことがあると詰んでしまいます。最初のテストでは完璧なくらいの準備が大切!
また、数学を早めに仕上げておいて、テスト範囲が出る前に、テストになりそうなところまでを完璧になっていると、テスト直前に他教科に使える時間が増えるので、トータルで成績アップにつながりやすいです。
英語
とにかく中1で苦戦するのは英単語です。Unit.1~3の範囲の単語は英訳・和訳できるように、繰り返し練習をしましょう!漢字を覚えるよりも簡単です。書く練習をすれば、英語に対する抵抗感もなくなるので、難しくなってもすんなり取り組めるようになります。
文法で言えば、「be動詞」「一般動詞」の肯定文・否定文・疑問文のルールを完璧にして、並びかえたり、書き換えたりをできるようにしましょう!中学英語はルール通りに単語を当てはめていけばできます。
2年生
数学
「1年生のときは数学が苦手で・・・」という生徒でも、2年生の最初に習う1章「式の計算」を完璧にすれば挽回が十分できます!
この範囲は1年生の時に習う「正負の数」「文字と式」がちょっとだけ難しくなっただけなので、1年生のときには出遅れた生徒も、塾に入ってから頑張って取り組み、学校よりも先回りしていくことで必ずできます!
計算問題を完璧にするだけでも80点が取れることが多いので、しっかり仕上げましょう!
1章の最後には説明問題も出てきますが、定期テストレベルであれば、パターン化されているので、そのパターンを繰り返し練習することでできるようになります。ここまでくると90点以上も狙えます。
1年生の時に40~50点くらいだったという生徒でも、入塾後に90点以上を取れるようになります!
英語
中学1年生のうちに、しっかりと勉強してこなかった生徒は、まずは単語を覚える練習からスタートです。だいたいの生徒は、学校で授業を受けているだけでは単語は書けるようになっていません。それは学校の先生は単語を覚えるようにあまり言わないからです。
まずは、教科書Unit.0~2までの範囲の単語を完璧にしましょう!単語で分からないとやる気もなくなるので、とても大切です。
おそらく中1で英語が苦手な生徒は「be動詞」と「一般動詞」の区別もあいまいな生徒も多いです。まずはその2つのルールの違いを整理しましょう。そこから教科書の各Unitごとの基本文を押さえましょう。
「英語ワカラナイ」という生徒は全部やろうと思って、できないことがあるからわからないと思っているだけのパターンもあります。基本文だけをしっかり押さえて、それを使いこなせるようにだけでOK。
よく言われるのは学校ワークを何周も解くことですが、効率よくアップするにはQuizletです。これで反復していくことで、ワークを何周もするよりもたくさん反復でき、身につきます。
英語はどの強化よりも積み重ねなので、わからなくなってからでは遅いです。わかっている状態でも取り組みが甘いとすぐにわからなくなります。中2からの英語はしっかり気合いを入れる必要があります。
3年生
数学
中3の数学は「展開」「因数分解」が出てくるので、中1・中2の最初の内容よりも厄介です。理解するまでに必要な演習量が増えます。
ですが、ここの範囲もできない生徒はいません。入塾前に20~30点の生徒でも80点以上を獲得した生徒もいます。大切なのはできるようになるまで取り組む演習量です。
「数学がわからない」というのは、「できない」から「わからない」といって逃げているだけ。ホームランが打てないと言ってバットを振らないでいたら、いつまでたってもホームランは打てません。
この範囲は、思考力が問われる問題も少なく、パターンが決まっているさまざまな種類の計算問題が多く出題されるので、1つずつできるようにするだけです。今まで苦手だった生徒は、解く前からできないと決め込んでいることも多いので、塾の授業で「できる経験」を積み重ねていくことで自信がついていきます。
スポーツと一緒です。体で覚えるまで練習することが大切です。
英語
中2まで英語を苦手なまま放置していた場合は、かなりきついかもしれません。
他の学年のように単語を頑張ることはもちろんですが、熟語・重要表現も頑張りましょう!
教科書・本文のレベルはかなり高いです。全文を理解することはかなり難しくなっています。そのため、単語と熟語・重要表現だけにしぼって練習をしましょう。
本文はなんとなくでもいいので、日本語にできるようにする。それも難しかったら、本文の内容を日本語で読んで理解しておくだけでもいいと思います。
苦手意識の強い英語を頑張ろうとしてもかなりハードです。できることを少しずつ取り組んでみようというくらいが頑張りを継続できます。前回よりも少しずつ頑張ってみようという意識でやってみましょう。
まとめ
数学は、各学年の最初に1年間使うであろう計算を練習する単元になっていて、前学年の復習を踏まえているので、挽回が可能です!得点アップを狙うなら、数学の計算を完璧にしてみましょう!!
英語は積み重ねなので、最初のテストといってもなかなか難しいです。結果はすぐには出にくい教科なので、次のテストですぐに結果を出そうとせず、2回・3回のテストを見据えて、少しずつできることを増やしていくつもりで継続的に取り組みましょう!
学習塾に通うメリットは、勉強を教えてもらうだけではありません。
いつまでにどれくらいの範囲を、どのくらいの理解度で進めたらいいのか、ペース配分をしながら取り組むことができるので、効率良く高得点が可能となります。5教科トータルで指導をしている塾だからこそ、時期によって強化すべき教科を取り組めるので、点数アップします。
「餅は餅屋」というように、点数アップを狙うならその専門家に頼るのが1番です。